選択肢の提示にとどめる価値・・・・【喜働のココロ No.292】

一方的に売りつける「押し売り」営業って、否定はしませんが、好みません。

社会人生活の中で、営業職が一番永いサラリーマン時代でしたが、気が弱い性分のためか強気で売込みが出来ませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、仕掛けを作って買ってもらう戦法を考えることが好きでした。
いわゆる「マーケティング」といわれるところです。

現代社会では、「多様性」を重視することが大事です。
個人の考えや思い、価値観など様々であることは当然です。

例えば、ある個人が解決したい課題がある場合に、
その個人に対して、各種の方法やモノがあるにも拘らず、
一つの方法しか薦めないのは「押し売り」だと思っています。

本当に親切であるならば、考えられる全ての方法を提示した中で、その方が選ぶことを優先すべきです。
もし他の方法を提示できないのであれば、客観的に「自分の場合は・・・」などの例話を追加するにとどまり、主導権は先方に残すのです。

ヒトは困っているときに、つい他人に依存してしまいがちになるものです。
そんな隙をついて「これしかない!」は不親切ではないのでしょうか?

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