会社の思い、伝わってますか?・・・・【喜働のココロ No.170】
多くの企業では、創業者の思いや方向性が息づいているものだと思っています。 ただその創業時の思いは、末端の社員にまで伝わっているものでしょうか? 様々な企業や団体にお伺いし、人事的な問題・課題についてお聞きする時、ほぼ100%の割合で『中間管理職の役割不足』が出て参ります。 中間管理職の役割や期待値は、その企業規模によって多少の違いはありでしょうが、共通することの一つに『部下の育成』があります。 『部下の育成』が出来ない中間管理職が多いという問題です。 ここで元の話に戻るのですが、「中間管理職の役割不足」とは「中間管理職の育成不全」なわけで、その原因は社長の中間管理職に対する『教育不足・育成不徹底』に行きつくと言うことです。 伝言ゲームのように、伝わっていく内容が少しづつ変わってしまっていることはないでしょうか? 創業者の思い、今の社長にそのまま伝わっていますか? 社長の思いは部下に伝わっていますか? 社員一人ひとりが理解していますでしょうか? 「企業理念」を素直に理解して、後世にそのまま伝えていくことが重要です。 ここ最近多発している企業の不正行為や不祥事は、創業時の思いが伝わっていない証拠ではないでしょうか?