スポーツ業界の人事評価制度の必要性・・・【喜働のココロ No.52】
今日はスポーツ業界における人事評価制度についてのお話です。 千葉県船橋市を拠点とするプロバスケットチーム「千葉ジェッツふなばし」は、私が取り扱っている人事評価制度「あしたのチーム」を取り入れています。 一時期はチームの存続が危ぶまれるような状況からV字回復をはたし、今ではリーグ随一の観客動員数を誇るまでになっています。チームの勝率というよりは、まずチームの収益向上(スポンサー獲得や観客動員数、物品販売など)を改善したのです。 この会社の社長である島田氏は、独学で「理念共有」と「営業成績」を軸にした人事評価制度を構築・運用されていたそうです。しかしながら評価の方法として正しいのか不安があったと言います。 そもそも島田社長は、「中小企業にマッチするような人事評価制度はなく、大企業が高いコンサルフィーを払って構築するもの」と思い込んでいたそうです。 そこの現れたのが「あしたのチームの人事評価制度」だったそうで、「行動目標」と「成果目標」の2軸を基本としているところに共感したそうです。また費用もそこまで高くなく、手ごろだったことも採用の決め手だったそうです。 そもそもスポーツチームに人材不足は無関係です。 そのスポーツを好きな人が、次々と働きたいと来るのですから。 そこに経営側が甘えて、「人を大切にする経営」が出来ていなかったといいます。 「だからこそ、スポーツ業界の中で率先して労働環境を整備して、同時に業績を上げることを伝えていきたい」と島田社長は熱く語られています。 好きだから長時間働くって、一見良さそうですが、会社は大迷惑ですよね! 効率よく時間内で仕事をする、好きなことはプライベート! 生産性を高め、業績向上することが目的です。