「今どきの若者」はNGワード・・・・【喜働のココロ No.253】

大型連休も後僅かになりました。
ここ富山は、4月中は雨模様でしたが、5月に入ってからは最高の行楽日和です。
大きな怪我や事故などないよう、お楽しみ下さい。


先日、お付き合いのある社長から、新人スタッフさんの事で相談がありました。

そのスタッフさんの入社にあたっては、たまたま事業所のある地域交流会に参加されていた方を、社長が「スカウト」されたのだそうです。
人当たりも良く、容姿も申し分ない方だったとのこと。

しかし入社当初は「よく気が利き、頼れるスタッフ」だったようですが、数ヶ月すると「困ったスタッフ」になってしまったのです。

このスタッフさん、これまでの勤務経験は1社で、最終役職は「店長」だそうです。結婚を機に退職されて、今は小学生のお子さんもいらっしゃる女性の方です。
店長の時にはお店のことを殆んど任されていたらしく、扱う商品や業者まで、上司や社長に相談することなく決定していたらしいのです。
それで、「これが普通で当たり前」になってしまっている方でした。

ご相談いただいた社長は、自分が知らないうちに商品が増えていたり、知らない業者と取引が始まっていたり、ビックリされたようでした。

「今どきの若者は・・・・常識を知らない。」と社長が一言。

業務連絡もLINEだったりと困惑されていましたが、同様のことは他社でも発生しています。
私は社長に一言、お話しました。

『社長、「今どきの若者は・・・・」はNGワードです。これからは外国の方も雇用する時代、私たちの”常識”は通用しない時代です。』

「ダイバーシティ・多様性の時代」といえば聞こえは良いですが、昭和世代の我々や日本人の”常識”は教育しないと理解されない時代になりました。

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