「ヒト・モノ・カネ」から「人・人・人」へ・・・・【喜働のココロ No.255】

今日の午前中のテレビ番組で、あらためて「やっぱり、そうなんだ!」と再確認しました。


カンブリア宮殿に出演されていたのは、大阪の「がんこ寿司」チェーンの小嶋会長でした。
https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2018/1122/
昭和38年に4坪半のお店を開業したところからスタートの会社です。当時のお寿司屋さんと言えば「時価」が当たり前のことだったそうですが、がんこ寿司は価格表示をすることで顧客を確保し、人を大切にする経営で、順調に業績を伸ばしていったそうです。
現在100店舗、3530人の従業員、売上高230億円(2017年7月期)。

このがんこ寿司の創業者である小嶋会長の話しで出てきた言葉が、本日の表題になっています。

企業は「ヒト・モノ・カネ」と定説になっているが、本当は「人・人・人」である。
人がしっかりと定着してくれれば、”モノ”も”カネ”もついてくる。

がんこ寿司の社員の多くは、包丁一本で仕事をしている料理人です。
一般的に料理人は独立指向が強く、「いつかは自分の店を持つ」という方が多い業種なのですが、がんこ寿司に勤めている料理人の多くが永年勤続されているとの事。

小嶋会長は、独立して店を持つことを否定しているわけではなく、この会社で勤務する喜びややりがいと、独立してお店を持つことを天秤にかけて、勤続を選んでもらえるような会社であるように、社員を大事にしているということでした。

料理人という本来は独立志向の高い人たちが、会社勤続を選んでしまうくらいステキな会社なのでしょう!
「人は宝」とか「人財」などと言われますが、これからの時代は本当に人を大事にしている会社が残っていくのでしょう。

富山の多くの会社がそうであるように願います。

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