緊急ではないが重要な「人事評価」・・・・【喜働のココロ No.281】

皆さんがご存知の「7つの習慣」。
そのなかで『時間管理のマトリックス』という図が登場します。


緊急度と重要度とで区分けされている4つの領域がありますが、当然に緊急度・重要度も高い<第Ⅰ領域>が最初に手をつける領域であることは理解できます。

では次に手をつけている仕事は、皆さんどこでしょうか?
冷静に考えれば<第Ⅱ領域>と直ぐ分かりますが、いざその場になると<第Ⅲ領域>を優先していることはありませんか?

会社組織でこのマトリックスを当てはめた場合、<第Ⅰ領域>には「中途採用」や「離職者の慰留」などが入ってくるのでしょう。
人の採用は、いつでも重要で緊急でしょうし、退職願いを提出した社員の引き留めも緊急対応となります。

しかし、この<第Ⅰ領域>に追われてしまうことによって、全く本来の重要なことに手をつけられない状況に陥ってしまうと、ゴヴィー博士は言っています。
この<第Ⅰ領域>というものは、<第Ⅱ領域>を怠った結果に生じていることで、この<第Ⅱ領域>を先にフォーカスしていれば、<第Ⅰ領域>はもっと限定的になったはずです。

私がお勧めしている「人事評価制度」は、まさしく<第Ⅱ領域>です。
良い土壌には深く根を張り、良い作物ができるように、
正しい人事評価制度のある会社には、良い人が集まり、離職者も少ないのです。

<第Ⅱ領域>の【人事評価制度】は緊急ではないかもしれませんが、重要です。

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