現状維持は衰退の始まり・・・・【喜働のココロ No.174】

これまでにいろいろな業種、規模の企業様へ伺い、「人事評価制度」の有無についてお聞きして参りました。

「人事評価制度」って何?
このように返された経営者の方もいらっしゃるくらい、まだまだ陽の目を見ていない状況です。
特に県庁所在地でない市町村所在の中小企業の2代目や3代目の経営者様は、新規参入の競合企業も現れず、従業員も今は安定的に確保できており、もっと大きい会社にしたいという野望も持たなければ、「人事評価制度」はあまり意味がないと思います。


しかしながら、時代は常に流れています。
「現状維持は衰退の始まり。」とも言われるとおり、
「周りがどんどん先に進んで行って、自分が取り残されてしまっている。」
なんてことにならないようにしなければいけないと思います。

家族経営で、「もう自分の代で廃業することを決めている。」のであれば良いのですが、一人でも従業員を雇われている場合、多少なりともその従業員とそのご家族のことに責任を持つ必要があります。慰労金なり、転職先の手当てなどです。

従業員を雇用している経営者の方は、その従業員と家族にまで当然に気を及ばせて経営をする必要があって、その為には「現状維持」ではダメだと言うことです。

従業員には家族が存在します。結婚して家族が増えたり、子供が進学したりします。
当たり前に必要生活費も高額になります。
つまり、新入社員当時と同じ給料では済まないわけです。

企業としては少なくとも成長・発展し、業績アップして、従業員の勤続年数に応じて昇給していかなくては成り立っていきません。

「現状維持」ではなく、「成長・発展」していかなくては、時代に取り残されてしまいます。

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