基準は難しい・・・・【喜働のココロ No.181】

今日にニュースより。

「日本国キログラム原器」をご存知でしょうか?
日本における1キログラムの基準となる金属製の分銅のことです。
このほどフランスで開催される会議において、1キログラムの定義が見直される予定とのことですが、実際の1キログラムの重さに変化はないので、一般生活上の支障はないそうです。
国際的な1キログラムの基準になっているフランスで保管されている分銅が、汚れなどにより微妙に変化してしまったため、普遍性があって変化が生じない新たな定義として、原子の重さを基準とする定義に130年ぶりに代わる予定だとのことです。

このように、様々なものに基準というものが存在しますが、この基準、頻繁に変わってはいけないものです。
上記のように1キログラムの定義についても、基本的に重さが変わるわけではありませんが、130年という時間を経て、定義を見直すわけです。

私たちに生活に密接な基準、それは法律であったり、家族内の家長であったり、学校での成績であったりします。
それは正しさの基準、善し悪しの基準、出来不出来の基準、つまり評価するための基準となります。

会社での基準は、会社での評価につながります。
社員・従業員を大切に大事に思う会社の基準は、やはりブレずに周知されていなくては意味がありません。

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