優秀人材を採用したい・・・・【喜働のココロ No.188】

大都市圏では、企業の会社説明会やガイダンスで新しい試みが始まっています。

それは、就活学生や中途採用予定者に対して、「人事評価制度・社員向けガイド」をそのまま冊子の状態で渡していることです。


今どきの企業は、就活生や求職者に対して、「自社の優れたところ」いわゆるアピールポイントを積極的に知らしめることが重要となっており、数多ある企業から選ばれるよう努力しているのです。

”ググれば” 企業情報がいくらでも調べられるご時世です。
給料が高い、休みが多い、待遇が良い、では「優秀人材」は見向きもしません。
「優秀人材」は過去の成功体験や経験などから、基本的に自分に自信がある人種が多く、また実際に仕事ができる傾向が強いです。

「自分の仕事のプロセスや成果に対して、しっかりと評価してくれる会社なのか?」

「優秀人材」にとっては、”最も重要なこと”になるかもしれません。
この時期に退職して、再就職をしようとしている人材にいたっても、「会社からの評価」に不満・不信感を持って退職している傾向が強いものです。

かたや企業側としても、高給優遇で中途採用したものの、その社員が期待以下であった場合、社内の給与バランスが崩れたままとなり不具合が生じます。長年頑張ってくれている、できる社員のほうが給与が低くなってしまうかも知れません。

その場合にも、しっかりした「人事評価制度」があれば、バランスを直してくれます。
出来なければ降給、つまり給与を下げられるようにしておけば良いのです。

「優秀人材」を採用するときも、「優秀人材」を安定雇用するためにも、しっかりした『人事評価制度』は効果的に機能します。

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