「勤労」or「労働」・・・・【喜働のココロ No.190】

23日は「勤労感謝の日」でした。
この祝日は、国民の祝日に関する法律によりますと、
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としているらしいです。


ところで「勤労」同じような意味の言葉で「労働」があります。
関係する法律としては、「労働基準法」などで使われている言葉です。

「勤労」という言葉も法律の中で使われています。
日本国憲法の27条にうたわれている国民の義務の一つとして、
「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」と規定されています。

なかなかこの2つの言葉「勤労」と「労働」とは、区別することが困難であると私は思っています。
人それぞれの思いや考え、思想に左右されるところではないでしょうか?

個人的な意見として、
「勤労」は、前向きに、進んで、というような意味合いがあると思っています。
「労働」は、やらされている、仕方なく、という意味合いだと思います。
「労働者」というと、上から見ている感覚があります。
「勤労者」というと、同等か少し遜ったところから見ているような感じです。

私は仕事上、「労働」という言葉は固有名詞でない限り極力使わないようにしています。
かといって「勤労」という言葉も使いません。

「働く人」「働いている人」という言葉を使います。
今後「喜働」や「喜働者」などの言葉が一般的に使われる時代が来れば良いですね。

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