労働基準監督官はこわい?・・・【喜働のココロ No.45】

以前に労働基準監督署に自分の未払い給与について相談に行ったことがあります。
すんなりと支払ってもらえず、最終的には裁判にまで発展し、債権を差し押さえ、取り立てました。しばらくしてから、その会社の経営幹部は労働基準監督官の捜査により、書類送検されたと聞きました。


そうなんです、労働基準監督署にいる「労働基準監督官」は、限定された労働に関する法律違反について刑事訴訟法に規定する司法警察員の職務を行うことが出来るのです。
簡単に言うと、労働関係に限定された法律違反者について、捜査、検証、差押、被疑者逮捕・勾留することが出来るのです。

実際、逮捕・勾留は年間数件あるそうです。
よほど違反を繰り返したのでしょうね、逮捕されると言う事は!
通常は「行政指導」や「行政処分」止まりかと思います。

今、労働基準監督署に駆け込む労働者が増えてきているようです。
未払い残業代、セクハラ、パワハラ、マタハラ、長時間労働・・・など。
で、実際に「労働審判」や「裁判」まで発展することも多くなっていると聞きます。
とは言っても、大抵は企業側が負け、それなりの支払いをすることになっています。

何事も、明朗会計が良いですね!

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