「おカネ」という呪縛・・・【喜働のココロ No.33】

私の小さいころの将来の夢は「ローラースケートの選手」でした。

当時は小学1年生だったと思いますが、運動靴に履かせるタイプの鉄車輪のローラースケートを親に買ってもらい、毎日遊んでいました。

当時「ローラースケートの選手」と言うと、ローラーゲーム全盛のころだったので、その選手くらいしか想像できませんが、私がイメージしていたのは、アイススケートのスピード競技選手のローラースケート版でした。
でも、当時も現代もそのようなローラースケートの選手は《多分?》いません。

そうです。いつの間にか私は夢を捨て、「おカネ」という呪縛にはまり、
「やりたいこと」≦「おカネを稼ぐ」に変化してしまったのです。
ローラースケートでは食べていけない!と、諦めたのです。
でも、多くの人が同様に変化されたのではないでしょうか?
「諦め」や「断念」なのかも知れませんが・・・。

現代社会で、「やりたいこと」で「おカネを稼ぐ」ことが出来ている人、どれ位いるでしょう?!

私の場合、社会に出てから様々な経験を通して、「おカネを稼ぐ」手段であった仕事が、後々「やりたいこと」に変化した幸運なパターンです。
これは社会経験値や年齢、環境や思考にも関係すると思いますが、ある程度の年齢に達すると、「人に喜ばれたい」「人を喜ばせたい」的な社会貢献活動に異議を感じ、「おカネ」の呪縛が解け始めた一例だと思います。『後付けタイプ』です。
この後付けタイプ、結構いるのかもしれません。

親を恨むわけではありませんが、ある時を境に
「勉強しないと・・・・」「ちゃんとしないと・・・・」という言葉で
呪縛をかけ始めているのだと思います。

呪縛がなければ、もっといろいろな職業が生まれていたのかもしれません。
ローラースケートもオリンピック種目になっていたかも!

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