白山登山に挑戦①・・・・【喜働のココロ No.149】



この日曜日、人生で初めて2000メートル以上の山に登ってきました。
日本三名山のひとつ、白山です。
最高点の御前峰(ごぜんがみね)2702メートルまで登って、無事下山できました。

朝6時前から登りはじめ、夕方6時前に下山の日帰りで、チームメンバーはリーダー合わせて7人、高校2年生から60代の元気なオバチャマまで、ほとんどの方が「はじめまして」です。

私自身、登山らしい登山は初めてです。
小さい頃から(水泳以外の)運動好きで、バスケット・剣道・スキーをしていましたが、ここ30年くらい何もしてません。
バスケット、スキーで膝や足首を痛めたこともあり、ゴルフでさえも18ホールが何とか歩ける距離です。

今回登ろうと決めた理由は、「何かやり切れていない自分を変えたい」「瞑想という世界を教えてくれた人と行けるから」「山に囲まれている富山に折角住んでいるから」でしょうか。

50過ぎのオヤジには、無謀なチャレンジでした。
事前情報で、立山よりは楽だと勝手に思い込んでしまい、申し込み後に知ったのは、立山登るより大変だと言うこと。(アチャー!)
でも「先約優先」主義でキャンセルせずにいました。

台風接近、「これは中止か?」(ラッキー!)
黒い自分が登場し囁きました。
「自分からでなく、別の理由で行けないのであれば仕様が無い。言い訳ができる。」と。
白い自分が
「行けると信じよう。このままじゃ何も変わらないぞ。」と現れます。
天気予報をチェック、台風の進路を確認します。
そして自ら決行を予見し準備開始。

後は敷かれたレールに乗ったように、向かうは白山です。
2週間前にレンタル予約していた立山町のモンベルへ行き、シューズ・レインウェア・バックパック等を調達。
荷物を詰め、台風による風と雨の中、北陸自動車道をアン・ルイスの古いCDを聞きながら現地に向かいました。

朝6時前、雨の中、登山開始です。
駐車場から登山口までの最初の山道で、リーダーに聞く自分。
「この山道、レベルはどのくらいですか?」
リーダー曰く「中の上くらいでしょうか?」
というのも、この道、結構けわしかったんです。もう既に筋肉が張り始めてきました。
ここでもう少し考えて「上の上」もあると言うことに気づき、黒い自分が・・・・・
「本当に登れると思っているのか?? 止めるなら今のうちだぞ!」と囁いてきます。
そこに現れる白い自分曰く、
「行けるところまで行こう! 途中でギブアップしても良いわけだし、まずは行こう!」

入山届けを出して、いよいよ開始です。
チーム皆で自己紹介しあい、意気込みなど話し、一体感の醸成を図ります。
本格的な登山歴のある方はいません。
高校2年生とそのお母さんの親子での参加者もいます。
昨年、山頂手前で断念したオバチャマのリベンジ参加もあります。

「何か変化したい、変化させたい、変わりたい」
「健康のためよりも、精神的向上を目指して」

多分、参加者の思いはこのようなところではないでしょうか?
私は、もちろん「自分の成長のため、自分を変えたい、自分に厳しくなりたい」です。

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