熱中していた時期・・・・【喜働のココロ No.154】

多くの人は、小学校や中学校時代に、何かに熱中してた物や事ってあったと思います。

私の場合、「アマチュア無線」でした。
当時5歳上の姉の彼氏がアマチュア無線をしていて、無線機で電波の向こうの人と話している様子を見て「かっこいい、凄い」と感動していました。

私が小学6年の秋でした。

当時の私はパイロットになるのが夢で、パイロットが無線で管制塔と通信している場面とも重なったのでしょう。
まだ携帯電話のない時代です。
無線機のスピーカーから聞こえてくる「どこか遠くの人の声」が、凄いことだと感動してしまい、ここから熱中の時期がはじまります。

私はすぐに、その姉の彼から情報を聞き、本屋さんでアマチュア無線の情報誌を購入し、どんな免許が必要か?、その免許は自分は取れるのか?、その免許はどうしたら取れるのか?、調べました。
私の家は両親で商売をしていたため、お金のかかること以外は、ほとんどのことを自分で調べ、申し込みや手続き書類も自分で書いていたのです。

アマチュア無線の免許は、国家資格です。
国家試験を受験するか、協会の講習受講で取得出来ることが分かりました。

私は中学1年になり、親にお願いし費用を出してもらい、夏休みを利用して講習を受講しました。
受講者は小学生から年配者まで幅広くいました。
小学校の理科の授業で得た知識しかない私でしたが、インピーダンスや周波数などの専門用語を覚え、何とか最終確認テストに合格する事が出来ました。


写真はその年の秋に手元に届いた免許証です。
この免許は更新の必要がないため、現在でもこの写真(中1)で通用する免許です。
この後、親のスネをかじり、無線機とアンテナを購入し、翌年の昭和55年にコールサインを取得し、無線局を開局しました。

「ハローCQ、CQ、こちらはJM1〇〇W」
自分の部屋で毎晩無線機の前に座り、どこかの誰かと話すことを楽しんでいたのです。
今風に言えば、「ネットサーフィン」「ツィッター」「Facebook」のようなものでしょう。

小学6年の秋から中学にかけて、学校ではバスケットボールに一生懸命、自宅ではアマチュア無線に熱中の時代でした。

皆さんにも、何かに熱中した時期ありますよね!
大人になってからも、熱中できる何かがあります。

趣味でも、家族でも、仕事でも、いつまでもこの熱中感覚、忘れずにいたいです。

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