自己開示と返報性・・・・【喜働のココロ No.156】

「自己開示(ジコカイジ)」という言葉、聞いたことありますか?
意味は字のごとくで、「自分のことを他の人に打ち明ける」です。

私は人から「自己開示力が凄い」と言われたことがあります。
私の場合、年齢によることもあると思っていますが、ありのままの自分をさらけ出すことは特段苦なく出来ます。
恥ずかしいことは、勿論恥ずかしいのですが、でもそれ以上でもなくそれ以下でもないのです。

「だって、それが自分です。」と思うだけなんです。
決してあきらめているわけではありません。
人生52年間生きてきてますので、仕事でもプライベートでもそれなりの失敗をしてきています。また頭髪も薄くなり、容姿や体型も加齢と共に変化してきています。
全く自慢できるようなことはありません。

ただ、間違いなく言えることは、52年間生きてきて、現在こうしてブログを書いているということです。
自分自身をそれなりに認めているのです。


この「自己開示」ができると、いろいろな特典が付いてきます。

まずは、コミュニケーションが円滑に出来るようになります。
自己開示すると、相手も自己開示してくれます。これを「返報性」と言います。
自分が心を開けば、相手も心を開いてくれます。
自分が好意を持てば、相手も好意を持ってくれます。
逆に自分が敵意を持つと、相手も敵視してきます。

このことは仕事上でも同じことが生じます。

上司部下の間においても、お互いに自己開示し、好意をもって関わり合えれば、会話がはずみコミュニケーションが円滑になり、業務の意図を理解し、意見も交わしやすくなり、お互いを支援し合うようになり、信頼関係が深まります。
お互いが『この人のために』という意識が芽生えるのです。
ここには「やらされ感」はありません。

会社組織の中で仕事をしていくときに、コミュニケーションが取れないのでは仕事になりません。
積極的に自己開示をしてみませんか?
まずは明るい挨拶からで大丈夫ですよ!

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