血縁の社員・・・・【喜働のココロ No.165】

皆さんの勤めている会社には、経営者の家族や血縁者がいますか?

多くの中小企業では、創業者の家族が役員を務めていることが多いと思います。
そのような中、社長は事業承継についてどの程度考えているものでしょうか?

社内に後継者として考えている子息がいる場合、我が子に対してついつい甘くなる社長もいれば、逆に厳しくあたる社長もいます。
場合によっては、親子喧嘩して子供の方が会社を飛び出してしまうと言った事例も聞いたことがあります。
社長である親が、一社員の子を時期経営者としての教育しようとしても、なかなか難しい側面があるように思います。


会社の事業承継は次の3パターンが考えられます。
①家族を含めた社員の中から、人選して引き継ぐ。
②自分の代で廃業する。(誰にも引き継がない)
③事業を売却する。

これらの方向性を現社長が考えられていれば良いのですが、全く予期しない事態によって、事業の存続を決められないこともあるでしょう。
事故や急病によって社長が亡くなってしまった時です。

その時々の会社の経営状況も大きく関係してきます。

借入金がどのくらいあるのか?、どこから(誰から)借りているのか?、取引先との関係性はどうなのか?、従業員の処遇はどうなっているのか?

経営者は、不測の事態も考えながら、事業承継について考えていく必要があります。
自分の子供についても厳しめに見て、場合によっては別会社に修業に出す必要もあります。
甘えられない荒波の中で、強くならなくてはいけない時期も必要です。

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