外国人の「ハングリー精神」・・・・【喜働のココロ No.148】

今日テレビを見ておりましたら、ちょうど私が気に入っている番組、NHKの「ドキュメント72時間」の放映でした。
「絶対見る」までの番組ではありませんが、好きな番組です。
様々な人たちの人生や考え方、生き方などを見ることが出来、刺激を受けます。


今回の放送は、東京・大久保で海外送金サービスをしているお店を72時間取材する企画で、外国人の方や事情のある日本人が、海外送金する理由や事情などについて放送していました。

「ハングリー精神」という言葉、今は聞かなくなりました。
<ハングリー=空腹>ですが、物が豊かな現代社会では「本当の空腹」は、めったにありません。
一時的な空腹はあったとしても、「今日食べるご飯がない」ことは本当に希なことです。

海外送金する外国人の方は、多くが家族への仕送りです。つまり日本に出稼ぎに来ているのです。
言葉もわからない、習慣も異なる外国に来て、一生懸命に働いて、お金を稼ぎ、仕送りしているのです。
本人自身は少しの贅沢も我慢し、最低限の暮らしをしてお金を送る、「ハングリー精神」だと思います。

日本では戦後から高度成長期、昭和50年代位まで、多くの人は「ハングリー精神」であったと思います。
「その日食べるご飯を心配しなくて済むように」
「少しでも安定した生活が出来るように」
「少しでも良い生活が出来るように」
一生懸命働いていました。

今の若い人や子供たちは、ご飯食べられる事が普通で当たり前なんです。
「ハングリー精神」はどんなに説明してもなかなか伝わりません。
伝わる人は、
「ヒッチハイクで旅行をしたり」
「一人で外国に行って数年間生活したり」
「ジャングルを冒険したり」
それまでのプライドや学歴・職歴などに関係なく、一人の人間としてチャレンジしている人だと思います。

「ハングリー精神」大切にしたいです。

コメント

このブログの人気の投稿

女性特有の労働問題がある(拡散希望)・・・・【喜働のココロ No.264】

【感動と興奮は違う!】

単純な自分は幸せです・・・・【喜働のココロ No.144】