管理職に最も必要なこと・・・・【喜働のココロ No.153】

経営者の方とお話ししていると、このようなお話を良く頂きます。

「課長って言っても、その役職に伴った仕事が出来ていないんだよね。だいたい部下の面倒が見られていないんだ。」

そもそも役職を付けたのは社長なんですが、役職を付けた後で悩んでいます。
これは良くある「名ばかり店長」的な残業代削減のためのブラック策略ではなく、社長の見込み違いか、期待が大き過ぎたか、いずれにしても「教育不足」から起きています。

役職者に求めるものは、当然ながらその部門の全般について熟知していることが必要ですが、本当に必要なのは『自分の部下との信頼関係』なんです。
場合によってはこの『自分の部下との信頼関係』があれば、業務上の知識など必要ないといっても良いかもしれません。


組織で働いている人の抱えている問題は、大抵は部下上司との人間関係と言われています。
これはいくら知識として勉強してもなかなか身につかないスキルかも知れません。人間としての度量であったり、器の大きさであったり、人間性に関わるものだと思います。
ただ、気をつければ良くなることがあります。
それは「話の聞き方」です。

『相手の話を聞く態度や心構え』に気をつければ、かなり解消できます。

①感情的に話さない
②相手に対する先入観を持って話をしない
③自分の価値観や思い込みを出さない

今どき、パワハラを意識しすぎてモノを言えない社会環境ではありますが、この3つを意識して「聞く」ことです。
「部下の成長が自分の成長」
「部下の評価が自分の評価」
「部下の喜びが自分の喜び」
こんなことを意識してみて下さい。

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