経営理念、ブラッシュアップしてますか?・・・・【喜働のココロ No.64】

ほとんどの創業者・経営者は、会社の「経営理念」を掲げていると思います。
またどの経営者に聞いても「経営理念」は大事だとも言います。


ではその「経営理念」策定してから何年たってますか?
または、現在の会社の方向性や業務内容とマッチしてますか?
社員に響くものですか?

経営理念を掲げるの目的は、おおよそ以下に当てはまります。
①会社組織の行動指針を示す。
会社の存在意義や方向性を明確にすることにより、組織としてどのように行動したら良いかを示します。
②企業メッセージとして。
広く社会に向けて、その企業の考え方や価値観、社会的使命などを明示することで、企業価値を引き上げることが出来ます。
③経営における判断軸となる。
会社経営していく中で、重要な経営判断をする際に最終的な基準となり、また法令順守にも繋がります。

また、経営理念を掲げるメリットもあります。
①優秀な人材の維持確保
経営理念に共感する様な人材は、会社と同じ方向性を持ち、安定・定着します。
②経営戦略や判断基準が一致
全社員が経営理念を共有すると、同じ価値基準、同じ判断基準で行動します。
③社員のモチベーション維持・向上
社員が経営理念を共有することで、社員自身の企業での存在価値を高め、信頼関係を高めていくことでモチベーションの維持・向上に繋がります。

このように経営理念は、多くのメリットをもたらしますが、時代の変化に伴い、形骸化していませんか?
経営理念は、社員との共有・共感がなければ意味がありません。
時代の流れと共に、経営環境や社会情勢も変わり、今ある経営理念が社員にとって響くものであるのかは疑問の残るところです。
コロコロと経営理念は変えるものであってはいけませんが、この数年の大きな社会変化の中で、社員やその他ステークホルダーに響かないものであっては意味がありません。

今一度、社員や顧客及び取引先に共感される「経営理念」、再構築しませんか?

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