離職率の高い会社の共通7項目・・・・【喜働のココロ No.132】

様々な会社を見ていると、ある傾向が見て取れます。

例えば「退職者が多く、離職率が慢性的に高い会社」では、以下の共通する7項目が挙げられます。


①長時間労働が慢性的に発生しており、従業員一人当たりの業務量が過大となっている、従業員の生活(ライフ)と仕事(ワーク)とのバランスが取れていない、典型的な会社です。
このような会社には、目先の利益を重視し、従業員を軽視している経営者がいます。

②各種のハラスメントが常態化している会社です。「パワハラ」「セクハラ」「モラハラ」最近では「マタハラ」などもあります。
古参社員や職人感覚の上司が多い会社で多く見受けられます。

③キャリアプランのない会社も離職者が多くなります。そもそも人材を重要視していない会社である場合が多く、人材の育成プランがなく、従業員にキャリアアップのプランを示す事が出来ないのです。従業員は勤続していても成長する事が出来ないことに気づき、転職や独立してしまいます。

④会社のビジョンが見えないことも離職に繋がります。経営者はビジョンを示しているつもりでも、従業員は現実味を感じない場合には冷めたままです。また毎回ビジョンを示していても、実現しないことが繰り返されていても同じことです。絵に描いた餅です。

⑤部門間や人的にもコミュニケーションが取れておらず、会社の中がバラバラで纏まりのない会社も人材流出します。ある意味従業員が野放し状態となっており、経営者がまとめきれない状況の会社です。

⑥給与や待遇などが整備できていない会社は論外です。労働基準法を順守することは当たり前ですが、同地域の同業他社と給与や待遇面でアンバランスな会社は人は離れます。

⑦人事評価の制度がない、またはあっても機能していない会社も人は定着しません。働きを公正に評価している会社でなければ、人は働き甲斐を感じず、定着しません。

経営者は、例え上記7項目が当てはまっていても、自身では気付かないことが多いです。
でも、その会社で働いている従業員は、すぐにわかります。

経営者の皆さん、「何とかなる!」と思いたいでしょうが、「何ともなりません!早く手を打たないと!!」

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