部活動の顧問・・・・【喜働のココロ No.137】

学校の教員の長時間労働の是正のため、部活動の顧問に「部活動指導員」という制度が千葉県内の公立中学校で試験導入されたようです。
教員でない方が、部活動の顧問に採用される制度です。


確かに学校の先生は、朝早くから、部活動の顧問をしていれば夜遅くまで、生徒児童の指導にあたっている印象があります。
夏休みや冬休みなどの学校自体の長期休みもあるのでしょうが、部活動の顧問を受けている教員は、ほぼ休みはないと思います。
強豪校など一部のクラブに至っては、伝統的に厳しく長時間の練習であったり、元旦から稽古始などもあるのでしょう。

こうして考えると、学校の先生もそうですが、警察官や消防隊員、自衛隊員などの公務員の方は、ある種の使命をもって従事しているがゆえに、プライベートが犠牲になりやすい職種です。
更に付け加えれば、医師や看護士など「ヒト」に関わる職業の方は、総じて労働時間があいまいになり易く、長時間になりがちかもしれません。
動物園の飼育員や、特殊な農業従事者なども同様でしょう。

仕事の内容が「ヒト」「命」「生物」に関わる職業の方については、なかなか労働基準法を他の職業の方と一律に当てはめる事って難しさを感じます。

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