承認されない従業員の宿命なのか?・・・・【喜働のココロ No.107】

先日ある会社でアルバイトをしている30代の方の言葉に、「えーーー!」と思った件です。


その方は、コンピュータのあるプログラム技術を持っている方なのですが、アルバイトで事務職をしています。
アルバイトなので時給1000円です。

事務所での仕事は、ワードで文書を作成したり、エクセルで表を作ったり、イラストレーターで簡単な広告物などを制作しています。

そんな業務の中で、データベースソフトを活用して簡単なプログラムを組んでしまえば作業効率が上がりそうな業務がありました。
現在はその業務はエクセルを活用して作業していますが、ちょっとしたことで時々不具合が発生し、今一つ効率的ではありません。

私はそのアルバイトの方にプログラムを組む提案をしたところ、
「時給1000円でする仕事ではないから、やらない!」
との返答でした。

『なるほど。』

以前にもあるホテルのフロントマンに、パソコンで「写真の加工」をお願いした時にも、
「給料に見合った仕事しかしません!」
と言われたことがあります。

実力があるのに、それを出し切らないという状況は、他でもあると思います。
原因は「低いエンゲージメント」です。
自発的な貢献意欲が低いのです。

経営層の思いが伝わらずに、帰属意識や愛社精神も低くいのです。
エンゲージメントを高めるためにも、一人ひとりと対話をし、承認していく必要がありそうですね!

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