勘違いするトップ・・・・【喜働のココロ No.108】

同族系でもない団体や企業で、順番的にたまたま経営トップに就任したりすると、大きな勘違いをしてしまう方っていますよね?


「自分にその実力があったから、その実力をみんなが認めたから!」などと勘違いしてしまい、全ての決定権が自分にあるように錯覚してしまうのです。

個人商店的な中小企業の創業社長であれば、その社長の実力を認めざるを得ないのですが、選挙や推薦でその経営トップを決める場合は、全く違います。

その団体で役員任期を決めている場合、更に重任や兼務に限定条件がある場合などでは、役員ポスト数以上の候補者人数が必要です。

例えば役員ポストが(10)ある場合に、役員候補者数が30人いればある程度の適切な人材を選択する余地がありますが、役員候補者数が10人しかいなければ選択余地もなく、実力の有無や人柄の良否などは関係なく、不適切な人材が一定の役員ポストに当てはまってしまうのです。

先日問題になったボクシング連盟・会長も近い部類ではないでしょうか?
どこかの国の大統領や首相などにも同様のケースがありますね!

先ほど「中小企業の創業経営者であれば認めざるを得ない」と言いましたが、本質的にはやはり「社長をさせて頂いている」と謙虚さが重要だと考えます。

様々な団体などで役員を仰せつかったら、「役員をさせて頂いている」という具合に謙虚な立場で万事進めていきたいですね!

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